プランを作るのは、売上と利益を上げるためです。Databaseは、その判断を速くするためだけに設計された分析基盤です。レベニューマネジメントに必要な形でデータを持ち、AIがそのまま読み込めるようにしてあります。
宿泊売上
¥80,784,460 ▼ 42.3%
前年同期 ¥110,208,646
室単価
¥31,087 ▲ 12.9%
客単価
¥23,392 ▼ 13.2%
稼働率
64.8% ▼ 12.4pt
キャンセル率
3.2% ▼ 1.1pt
下がると良い指標です
平均泊数
1.05 ▲ 0.03
同伴係数
2.44 ▼ 0.03
画面はデモテナントによる例示です
なぜ、分析するのか
分析の道具を入れて、指標を並べて、半年後には誰も見ていない。よくある話です。原因は、何のためのデータかが決まっていないことにあります。切り口を増やせるほど、問いは薄まります。
Databaseが答える問いは、はじめから決まっています。「そのプランは、売れているのか」「次はどうするのか」。プランを作るのは、売上と利益を上げるためです。その判断を速くするためのデータだけを、その形で持っています。
一般的な分析ツール
YadoForce Database
PMSとの違い
休館日、ハウスユース、改装で止めている部屋。これらを分母に入れたまま計算すると、稼働率は実態より低く出ます。売れない部屋を、売れなかったことにしているからです。
PMSは宿泊者の管理に特化した仕組みです。だから稼働率も、宿泊台帳の視点で出ます。Databaseは販売の視点で出します。休館設定もハウスユース設定も持っているので、売れる部屋だけを分母にできます。
レベニューマネジメントの出発点は、正しい稼働率です。ここがずれていると、その先の判断がすべてずれます。
セグメントと明細
一泊二食38,400円のプラン。そのうち室料がいくらで、料飲がいくらか。明細を設定しておけば、ADRだけを取り出すことも、プランに含まれる料飲売上を分けて見ることもできます。
セグメントの紐付けも細かく作れます。同じ金目鯛の会席でも、記念日で売れたものと連泊で売れたものは別の商品です。その粒度で追いかけられるから、次に何を作るべきかが決まります。
施設をまたいで、並べる
施設ごとに管理画面を開いて、数字を控えて、表計算に転記する。その作業がなくなります。全施設を同じ指標で横並びにして、低いところから手を入れられます。
ここが、他にないところ
自分の宿の前年比だけを見ていても、良し悪しは判断できません。市場全体が下がっている月に前年比マイナスでも、それは負けではない。逆に、全体が伸びている月に横ばいなら、それは負けています。
Databaseは、YadoForceを使っている施設の実データを母集団として持っています。業界統計ではありません。同じ規模、同じ業態の施設が、同じ月にどうだったか。そこと並べて初めて、自分の位置が分かります。
この母集団は、施設が増えるほど正確になります。
公開されている統計を集めたものではなく、実際に動いている販売データです。同じ仕組みを、あとから用意することはできません。
分析の切り口
売上が落ちた。それが単価のせいか、稼働のせいか、特定のチャネルのせいか、ある部屋タイプだけの話か。切り口を変えて確かめられます。
宿泊プラン別
どのプランが売れて、どれが動いていないか。Coreで作った商品の答え合わせになります。
販売チャネル別
じゃらんと楽天で、単価も客層も違います。チャネルごとの構成比と推移を見ます。
部屋タイプ別
露天風呂付きだけが埋まって、標準室が空いている。その偏りが数字で出ます。
曜日別
平日と土曜で価格を変えるべきか。曜日ごとの稼働と単価から判断します。
エリア別
どこから来ているか。送客元の地域構成を、期間で比べます。
比較モード
前年同期、前月、任意の期間。二つを並べて差分だけを見ます。
積み重なるほど、効く
指標とセグメントの紐付けは、年を追うごとに重なっていきます。三年分が揃えば、その宿の癖が形になります。どの月にどのセグメントが動くのか。いつ値を動かすと効くのか。何を出したときに料飲が伸びたのか。
そしてこの年輪は、MCPを通じてAIが直接読み込めます。人が表を眺めて解釈するのではなく、AIが構造ごと理解します。指標が何を意味し、セグメントがどう紐づいているかまで、説明書として一緒に渡してあるからです。
ENTERPRISE / MCP
MCPで読めるということは、その上に御社専用の仕組みを組めるということです。Enterpriseでは、AI専門のエンジニアが、御社のレベニューマネジメントの仕組みそのものをYadoForceの上に構築します。既製のシステムを買うのではありません。
「この時期に、この稼働で、競合がこう動いたとき、いくらにするか」。熟練のレベニューマネージャーが日々くだしている判断を、数値と結果ごと学習させ続けられます。あの人がなぜそう決めたのかを、決めた瞬間の数字とともに残していく。それが積み上がるほど、AIの判断は御社のものに近づきます。
パッケージのシステムでは、これができません。判断の型があらかじめ誰かに決められていて、御社の型を入れる場所がないからです。
そして学習の土台になるのは、Databaseが持つ数値です。レベニューマネジメントの専門家が、判断に必要なものだけを選んで設計しています。汎用のデータベースに同じことをさせようとすれば、まず「何を見て判断するのか」を定義するところから始めなければなりません。2027年1月提供予定
フォーキャスト
過去のブッキングカーブとセグメント構成から、着地を推定します。
事業計画への接続
推定した数字を、そのまま計画の前提として使えます。根拠を毎回作り直す必要がありません。
Coreへ、そのまま
出した答えは、Coreで商品としてOTAに出せます。分析で終わりません。
データの取り込み
導入前の実績はCSVで取り込めます。取り込んだデータは、施設・部屋タイプ・プランと紐づけて、いまのデータと同じ軸で比較できるようにします。
導入した月から数字が始まる、ということにはなりません。前年同月と比べられる状態から使い始められます。
| 取り込んだ項目 | 件数 | 紐付け |
|---|---|---|
| 予約明細(2024年4月〜) | 18,402 件 | 完了 |
| 部屋タイプマスタ | 12 件 | 完了 |
| 宿泊プランマスタ | 86 件 | 完了 |
| 販売チャネルマスタ | 9 件 | 要確認 2 |